エスプレッソ豆について

エスプレッソ用の豆とは?
そもそもエスプレッソ用の豆とは何を使えばいいのでしょうか?
そしてそれはどこに売っているのでしょうか?
しかしエスプレッソ用とはいっても特別な豆の品種や銘柄がある訳ではなく、基本的には一般的なドリップコーヒーなどに使われているものと同じコーヒー豆(生豆)を使用し、ドリップ用に対して焙煎の深さと挽き方が異なるだけです。
ここでは初めて自分でエスプレッソを作る為に必要なコーヒー豆に関する基本的な事について説明したいと思います。
【コーヒー豆の銘柄について】
上記では、エスプレッソ用のコーヒー豆の種類は基本的にドリップコーヒーに使われているものと同じものであると書きましたが、一概にドリップコーヒー用とは言ってもその種類は数十種類以上にも及び、全く見当もつかないという方も多いでしょう。
また人の好みも多岐に渡るため、一概にどの銘柄がベストとは言い切れませんが、価格や入手しやすさなどの観点から、ある程度の定番的な豆ということで絞ると下記の豆あたりが代表的な銘柄としてあげられます。


●ブラジルサントスNo2
苦味、酸味、コクのバランスに優れ、軽い口当たりと癖の無い風味からブレンドベースとしても人気が高い。
流通量も多い事から、価格も安く最もポピュラーな銘柄といえます。
●コロンビア・スプレモ
我々日本人にとって最も馴染みやすい豆とされていて、缶コーヒーで数年間出荷数のトップに位置しているジョージア・エメラルドマウンテンはコロンビア豆がベースとなっています。
また、ファーストフード店が本格コーヒーとして商品化しているものも、コロンビアがベースになっていることが多いです。
ブレンドベースとしても上記のブラジルと人気を2分しています。??●タンザニアAA?通称キリマンジャロとも呼ばれているもので、甘い香りと酸味が特徴。
●モカ?フルーティーなアロマと、強い酸味が特長だが、現在では入手が困難です。 ??●グァテマラ?適度な酸味と芳醇な甘みが特徴的で、ワインのようにフルーティーなアロマがあるとも言われています。?ちなみに缶コーヒーのボス・レインボーマウンテンブレンドは、このグァテマラがベースらしい。??●マンデリン?しっかりとした酸味と苦味、コクが特徴で、ブルーマウンテンが出現するまでは世界一とされていました。??以上、代表的な銘柄として簡単に説明したが、個人的に好きなのは、ブラジル、コロンビア、タンザニアの3種を適当な配合でブレンドしているものです。
【焙煎について】
収穫されて乾燥されたままのコーヒー豆(生豆と呼ぶ)は薄緑色をしており、その後の焙煎の深さによって色が褐色から黒茶色にまで変化します。?焙煎度合いは一般的に飲用されているもので分類すると概ね8段階あり、煎りの浅いものから4種類がドリップコーヒーに適し、深いものから4種類がエスプレッソに適しているとされています。?その深いものから4種類とは下記の通りです。??●イタリアンロースト→殆ど炭になる直前の状態で、色は限りなく黒色に近い。苦味を追求する人向けのロースト。
チェーン系のコーヒー豆店や、エスプレッソに関する知識の乏しい自家焙煎豆店の場合、何も考えずに「エスプレッソ用豆=イタリアンロースト」と決め付けて焙煎されている事が多いので注意が必要です。
●フレンチロースト →フルシティでは物足りず、イタリアンでは苦すぎると言う人向けのロースト。アイスラテにはこの辺りが合うと思います。?●フルシティロースト→現在、エスプレッソやカフェラテ用として最も人気のあるロースト。豆の持つ甘み、コク、酸味、苦味が最もバランス良く味わえるローストとされています。??●シティロースト→ミルクと混ぜないエスプレッソ・ソロとして飲む場合に適したロースト。イタリアではこのシティローストとフルシティーローストが主流。